糖尿病内科

糖尿病について

糖尿病は予備軍も合わせますと国民5人に1人が該当する時代に突入しております。厄介な事は、症状が糖尿病がある程度、病気が進行しないとでにくいことです。
自覚症状である体重減少、多飲、多尿、だるさの症状が出た時には、薬物療法による糖尿病治療が必要になる事が多いです。

糖尿病の患者様といろいろと生活の事も含め、お話させていただき、血液検査のデーターを拝見して、治療を決めさせていただきます。

また予約制ですが、栄養士による食事療法の指導も行います。

糖尿病の診断基準

空腹時の血糖値(10時間何も飲まない、食べない状態)と、ブドウ糖を飲んでいただいた2時間の血糖値の組み合わせにより、3つの基準に分けています。また、糖尿病の診断には多くの検査、症状の存在を調べて診断させていただいております。

1.正常型

HbA1cが5.6%未満の方。

2.境界型(予備群)

HbA1cが5.6〜5.9%の方。糖尿病型になる前の段階です。正常型の6~20倍も多く糖尿病を発症する確率が高い状態です。

3.糖尿病型

HbA1cが6.0%以上の方。随時血糖値が200mg/dL以上の場合も糖尿病型とします。

※HbA1cとは:糖化ヘモグロビンがどのくらいの割合で存在しているかをパーセントで表したものです。血糖値の低い状態が続くと数値は低くなり、血糖値の高い状態が続くと数値は高くなります。

まずは当院にご相談ください

膵臓が壊れ、インスリンがご自身で作れなくなった場合、インスリン注射が必要となります。近年、インスリンをポンプで行う事も可能になっており、当院では、その機器を導入しております。
そのインスリンを自動的に注射してくれる機器が、今は血糖値センサーがあり、プログラムしたインスリン量でインスリンを導入する事が可能です。

糖尿病は、年齢に関わらず、誰でもなる可能性があります。お子様で糖尿病の治療が必要な方にも力を入れております。お子様の場合は、周りの方々への理解が必要です。家族様以外の方々への教育もさせていただきます。
妊娠された時や妊娠された経過で糖尿病と診断される場合もございます。その場合、お母さん自身や、お腹のお子様の為に、血糖値の治療は必要です。その治療も力を入れております。

新しい糖尿病治療を絶えず、検討し、患者様に最適な治療を行います。

よくある質問

Q. クリニックで、診れない糖尿病はありますか?

A. 1型、2型、妊娠糖尿病など全ての糖尿病を診させていただいております。院長をはじめ、経験豊富なスタッフで診察しておりますのでご安心ください。

Q. 担当する医師に怒られることはありますか?

A. ありません。外来は、状態の確認の場でもあります。一緒に糖尿病の状態がどうか、確認しましょう。

Q. 糖尿病治療は、大きな病院と比べて差がありますか?

A. 当院は、糖尿病専門医療機関として、診断・治療しております。常に最新でベストな診断・治療を心がけております。

Q. 他院でインスリン治療をしておりますが、他の治療はできませんか?

A. 一度受診されてください。糖尿病治療の進歩と共に、インスリン治療以外の治療を選択できる患者さんが増えております。
また、インスリンも多くの種類があります。少しでも負担を減らす治療をさせてください。

生活習慣病

生活習慣病を改善できるよう、一緒に考えていきましょう!

当院と一緒に
日々の生活から見直しましょう

生活習慣病には、高血圧、高脂血症、慢性腎臓病、肥満、痛風、骨粗鬆症、などがあります。

これらの生活習慣病は、自覚症状がないことがほとんどですが、放置しておくと動脈硬化が進行して脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)や心疾患(狭心症、心筋梗塞など)といった重大な後遺症を残す病気の原因となります。

生活習慣病の改善は、ただお薬を飲むだけでなく、日々の生活から見直す必要があります。
改善できるよう一緒に考えていきましょう。