睡眠外来
健康のために必要な睡眠
今、睡眠について注目されています。
人生で1/3は寝ています。健康を維持するために、ご自身の睡眠のリズムを知り、最適な睡眠にすることが重要です。
まずは、ご自身の睡眠ができているか調べましょう。
睡眠障害の主な病気
十分な睡眠がとれていないと、日中に過度な眠気に襲われたり、集中力が妨げられ、イライラするなどストレスもたまります。自己判断で市販薬の服用を続けていると悪化させてしまうことがありますので、睡眠にお悩みがある場合は当院までご相談ください。
不眠症
不眠症は、夜寝つきが悪い、眠りを維持できない、朝早く目が覚める、眠りが浅く十分眠った感じがしないなどの症状が多いです。
入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害のどれかが週2回以上あって、それが1ヶ月以上持続しており、そのことで苦痛を感じている、あるいは日中の生活や仕事に支障をきたしている場合を不眠症と呼びます。
過眠症
過眠症は、しっかり寝ても目覚めが悪い、すっきりしない、日中に耐え難い眠気に襲われるなどの症状が多いです。
夜眠っているにもかかわらず、日中に強い眠気が生じ起きているのが困難になる状態です。
睡眠時無呼吸症候群
夜間睡眠中に目が覚める(夜間の中途覚醒)、起床時に頭痛がする、日中眠たいなどの症状が多いです。
眠り出すと呼吸が止まってしまう病気です。 呼吸が止まると血液中の酸素濃度が低下するため、目が覚めて再び呼吸し始めますが、眠り出すとまた止まってしまいます。 これを一晩中繰り返すため、深い睡眠がまったくとれなくなり、日中に強い眠気が出現します。
主な検査方法
簡易検査
1つは、鼻に付け、気流やいびき音から気道の狭窄や呼吸状態を調べます。もう1つは、手の指先に付けます。これはパルスオキシメーターといって、血液中の酸素濃度や脈拍を測定します。無呼吸になり酸素が取り込めなくなると、血液中の酸素濃度が下がり、脈拍が上昇します。
簡単にできる検査ですので、睡眠時無呼吸症候群が心配な方に、まずお勧めする検査方法です。
検査は、健康保険がご利用いただけます。3割負担の方で約2,700円です。別に診察代がかかります。
精密検査
精密検査の装置は、簡易検査のセンサーに加え、脳波、胸部・腹部の換気運動なども記録します。多数のセンサーを付けますが、痛みはありません。ご自身で取り付けていただくので、やや複雑です。
検査は、健康保険がご利用いただけますが、3割負担の方で約12,000円と高価です。別に診察代がかかります。
簡易検査では、主に呼吸の状態を調べますが、それに加え、睡眠の質を知ることができます。
様々な情報を得ることができますが、やや複雑な方法ですので、簡易検査で異常があった場合や、居眠りで交通事故を起こしたことがあるなど、重い睡眠時無呼吸症候群が疑われる方に行う検査方法です。
| 簡易検査と精密検査の比較 | 簡易検査 | 精密検査 |
|---|---|---|
| 検査内容 | 無呼吸の回数・いびきの回数・血中酸素の濃度 | 無呼吸の回数・いびきの回数・血中酸素の濃度・ 睡眠の深さ・姿勢 |
| 装置取り付け | 簡単 | やや大変 |
| 受診回数 | 最初の受診と結果説明の2回 | 最初の受診と結果説明の2回 |
| 自己負担金額 | 約2,700円 | 約12,000円 |